「こんなこと言ったら怒られますが、、私は、老人ホームが、この世から無くなることを願い、
日々、働いています。なぜなら、誰もが家族でおじいちゃん、おばあちゃんと共に生きることが
もっともステキなことだと思うんです。私たちは、社会福祉の仕事をしていますが、
むしろお年寄りから沢山のことを学んでいます。
こんなステキな学びは、本来は家族のものなんですね、、とても愛に溢れています」
特別養護老人ホーム 施設長 漆原恵利子
とてもステキなお言葉です。これ以上の紹介文書が見当たりません。
ホームページ:http://www.asahihome.or.jp/
メールアドレス:info@asahihome.or.jp
横浜市では、社会福祉の深刻な人材不足に悩まされています。
その解決策の一環として、子供たちに、社会福祉の仕事への理解を深める為に、
小学校、中学校、高校で、社会福祉施設に訪れ、体験する取り組みが盛んに行われています。
もちろん、その目的だけではありません。
お年寄りとの触れあいを通して、子供たちが、学び、気づき、そして思いやりの気持ちを
持ってもらいたいと願っているのです。
施設での体験の後、子供たちからその施設に沢山のお手紙が寄せられます。
それは、素朴で、感動に溢れたメッセージなのです。
子供たちの透き通った愛のメッセージ、、お近くの施設にふらっと寄って頂いて、
お読みになってみてください。
「旭ホームの、ひとりひとり」は、「MANAZASHI映像」第1弾になりました。
Social Eye Lab.メンバー一同、「MANAZASHI映像」はどんな映像だろう?と。
ひとりひとりのまなざしにフォーカスするとどんな感じになるのだろうと。
ファーストムービーは、とても大切な意味を持っています。
最初は、社会福祉で働く人たちをインタビューする中学生の「まなざし」を捉えるつもりでいました。
でも、学校側からどうしても子どもの「肖像権」をクリアできないと、お返事を頂き、
それならばと、「視点」を切り替えたのです。
「中学生の目線でみる」
これがとてもよかったのです。
「MANAZASHI映像」の感覚を私たちに教えて下さった出来事でした。
社会福祉に従事されているひとりひとりのまなざし、輝きは、とてもステキで、眩しかったです。
その深い感動に触れまして、私は気づきました。
それは「頑張って取材する」をやめることでした。
そして、みなさんとのコミュニケーションがすごく大事で、取材させて頂く側の「心」が
鏡のように映し出されることにも気づきました。
そして、ひとりひとりを、心から愛する、、、これが何よりも大切なんだと、、、
「伝える」ではなく、「感じる」、、こと、、素直に、ありのままに、感じること、、
また、これまでの映像の作り方から解き放たれる、、何の制約もない、、
そして、一切の説明も必要なく、見て、聞いて、感じて、気づく、、
「MANAZASHI映像」は、そんな映像ではないのかなと、思いました。
介護士の方々のまなざしはやはり温かく、優しさがこちらに伝わってきました。本当のまなざしというものは一人一人で全く違うものであるんだなぁというのを改めて実感させていただきました。自分もそんな様々な方のまなざしを多くの人に伝えていくことができるよう、周りの方とのつながりというものを今まで以上に意識し、そして自分にできることを一つ一つ乗り越えていこうと思います。
(大学生)
”眼差し”の意味が、私が考えていたよりももっと大きなものを投げかけていることに気づかされました。このVTRを拝見して、私は手鏡で自分の顔を見てみました。人の顔というものは、その人が歩いてきた道・その瞳で見つめてきた景色をそのまま映し出し、最も大切なことは、見たものに対して”自分自身がどのような意味をつけてきたか”が現れるという事なのですね。
(歯科医)
彼女たちの、慈悲あふれるまなざしがすごくまばゆい感じでした。
まなざし、いろんな捕らえ方があるけどやっぱり真剣に何かに打ち込んでいる時の眼差しは凛としていて、心奪われるのだと思います。
あたしもそんな眼差しをしていたいと思います。
(30代女性)
純粋な心が見える取材映像でした。
語らずとも「目」はモノを言う、、、、、、、。
まさにその通りだと深く感じます。まなざしの輝いている人は、人を惹きつけて離しません。そんな輝いている「まなざし」の数々は、見る人を魅了するんだと思います。
(テレビ局プロデューサー)
凄すぎます。涙出ました。
私のやりたかったのはコレです。普通の人が、画面の中で輝く。あのホームの女性、本当に奇麗に見えますよね。
(コミュニケーションプランナー)
すごい興奮しました。映像、美しいですね。社会の問題に取り組む時は、ついつい啓蒙的というか、とっつきにくいのですが、旭ホームの方々の表情が優しくて、見ている人に安心を与えるものと思いました。美しくて安心なものに逆らえる人はいないと思います。
(ディレクター)